骨壷を選ぶ〜処分する

ひとことで骨壷といっても、サイズもさまざま、デザインもさまざまです。
供養に対する考え方も方法もさまざまになってきている今、
骨壷のデザインや種類も増えています。

そこでここでは骨壷の選び方から処分の方法まで、骨壷に関するいろいろをご紹介します。
 

骨壷を選ぶ

 

1.サイズの選び方

- 地域による違い

使用する骨壷の大きさは地域によって違います。

関西では主に5寸〜6寸(高さ18〜21.5㎝)まで、関東では7寸(26㎝)の骨壷を使うようです。
これは拾骨方法の違いによるものです。

関東ではすべてのご遺骨を骨壷に納めるのに対し、関西では足から腰、胸、腕、喉仏、頭など
主要な部分のご遺骨のみを納めるので骨壷も小さいものを使用します。

- 用途による違い

使う目的によっても選ぶサイズが異なってきます。

通常の用途では、上記のようなサイズを選びます。

ペットの遺骨や小さいお子さんが亡くなった場合、ご遺骨も小さくなるので、
小さい骨壷が選ばれます。

また、手元供養をする場合も、小さめの骨壷が選ばれます。


「手元供養」とは?

自宅に納骨する。手元供養と骨壷

手元供養とは、亡くなられた方とのお別れが寂しい、いつもそばに置くことで故人を偲びたい、
などの思いから、ご遺骨やその加工品を手元に置いておく新しい供養の形です。

お墓参りが難しい、お墓を建てる費用がない、などの理由により手元供養されている方もいらっしゃいます。

火葬後のご遺骨をそのまま手元に置いておくのではなく、粉骨し、一部を小さい骨壷に納めたり、
お墓にすべて埋葬せず一部を手元に置いておく(分骨)などの方法が多いようです。

その場合、高さ10㎝にも満たない(多くが5〜8㎝)小さいサイズの骨壷が使われます。

「ミニ骨壷」というジャンルがあるのもうなずけます。


 

2.デザインを選ぶ

最近は、柄や色の入ったきれいなデザインの骨壷が増えています。
故人さまらしいデザインのもの、良いものを選びたいという思いを持たれる方が多いようです。

また、自宅に置いておく用途も増えているため、お部屋になじむ見た目もおしゃれなものが好まれます。

手元供養用のミニ骨壷は、陶器の骨壷型はもちろん、ガラス製の香水ボトルを思わせる
かわいらしいデザインのものまでさまざまです。

故人さまのことを思い、故人さまらしいデザインの骨壷を選ぶとよいでしょう。

 

骨壷を処分する

お墓への納骨によって骨壷が不要になった場合は、お寺や石材店、葬儀屋さんなどが
引き取ってくれることが多いようです。
引き取ってもらえない場合や、お墓への納骨以外で骨壷が不要になってしまった場合は、自分で処分します。

大切なご遺骨が入っていたものなので、自分で処分することに抵抗を感じる方も多いでしょう。

でも、その用途を終えてしまえばただの入れ物です。供養すべきは故人さまのご遺骨なので、
そのご遺骨の入っていない骨壷を処分することに負い目を感じる必要はありません。

ただ、デリケートなものなのでゴミとして出すときには注意が必要です。

陶器でできている骨壷は、特に故人さまの名前が入っている部分がわからなくなるように細かく割って、
燃えないごみとして出します。